約 2,041,280 件
https://w.atwiki.jp/kancolle/pages/1163.html
5分放置してると「北上さ…なんだ提督なの?あ、いえいいんですけど…あ、はい提督も愛してます。」と発言しました。 -- 名無しさん (2013-06-21 07 39 58) 放置セリフの後半は改までだと棒読み。改二だと・・・ -- 名無しさん (2013-08-11 02 50 41) 改だと放置セリフはないのでは? -- 名無しさん (2013-08-12 10 55 21) 後半が棒読みじゃなくなるとかあるの? -- 名無しさん (2013-08-12 20 08 27) 小破したときのセリフがもう怖いお(´;ω;`) -- 名無しさん (2013-09-08 17 38 01) 撃ってもいいですか?(#^ω^)ピキピキ そんな大井さんに萌えてしまう俺ドM -- 名無しさん (2013-09-09 01 36 54) 放置時のセリフなのに、戦績表示から戻ってきた直後に言ってた -- 名無しさん (2013-09-16 10 38 31) ハイパー二人組は癖になるキャラだよね -- 名無しさん (2013-09-27 15 33 34) やっとこさ改ニまでレベル上げ、やれ初陣で戦艦フラグシップの餌食に・・・。 -- 名無しさん (2013-10-02 00 00 11) 大井さん、改二になるとこっち見てくれるんだよね -- 名無しさん (2013-10-17 18 32 43) ケッコンカッコカリボイス「たった二人の重雷装艦…私を選んでいいの?…私を裏切ったら、海に沈めるけどね。」 -- 名無しさん (2014-02-14 20 37 49) ↑姉のキソーは眼中にないのか大井っち(汗) -- 名無しさん (2014-02-14 21 52 47) ↑キソーは妹だぞ -- 名無しさん (2014-02-16 11 23 18) ↑あーそうでした失礼。どうも威厳ありすぎて間違えてしまう…。あのボイス収録した時は、木曾が重雷装艦になる予定なかったんでしょうね。 -- 名無しさん (2014-02-16 13 16 42) ドック入りのときの台詞が・・・ -- 名無しさん (2014-04-21 02 23 33) 大井入渠するときの言葉失礼過ぎんだろ -- 名無しさん (2014-07-14 00 09 07) ↑そこがいいんじゃないか! -- 名無しさん (2014-10-06 03 49 49) MVP時のセリフいつの間にか変わってたんですね -- (名無しさん) 2014-11-01 23 36 37 時報だれか付けないのか -- (名無しさん) 2015-01-22 10 39 36
https://w.atwiki.jp/kanekasegi/pages/4.html
序盤金稼ぎ アルラウネ(甘い果実) 西ナム・エンサと東オグル・エンサの砂漠の間のクリスタルがある地点の砂浜にでるアルラウネを倒すと甘い果実を落とす 甘い果実は、ひとつ363Gで売れるので周辺で大量に盗めば2、3万Gにはなる。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/332.html
223 :名無しさん@ピンキー:2014/03/21(金) 22 36 25.93 ID jMn4LIO1 かなり前のスレに投下した、ちとちよ姉妹パイズリものの続きをお届けします。 結構な間アクセス規制に巻き込まれていたため、 wikiの騒動もありこっちでの投下を半ば諦めてその間別の場所に投下したりもしていたのですが、 こちらで続きを待つレスなども(ありがたいことに)あったためあらためてこちらに投下します。 (もしマルチポスト的な投下が不快だという意見がありましたら遠慮無く言ってくださいませ) 224 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 37 29.62 ID jMn4LIO1 「今度はあたしが、お……おっぱいでするんだよ……ね? ど、どうすればいいの?」 先の行為で、やや薄桃色に火照った両乳を投げ出し、少し涙目になって見上げてくる千代田。 その光景を前にした俺は、ムラムラと下腹部にこみあげてくる黒い衝動を感じていた。 この生意気な胸を思う存分、いじめたい。なぶり回したい。犯して、汚して、屈服させたい。 「……千代田、ひざ立ちになって、片腕を横にして胸を下から持ち上げてくれ」 「め、目が怖いんだけど……こ、こう?」 持ち上げられた双球が、今にも腕からこぼれそうにゆさりと自己主張する。 思った通り、たっぷりの乳肉量はそうすることで十分な“奥行き”を谷間に生み出している。 (※ここで改二の中破絵を参照するとより臨場感が味わえます) 「あっ……提督のやりたいコト、わかりましたよ。角度はこう……ですよね?」 千歳が、反り返る俺の主砲に白い指をかけ、ぐぐっと90度に仰角を定めてくれる。 導かれた砲口の狙う先は、千代田自身の腕で寄せて上げられた双肉球の狭間。 そこに真正面から腰を―――先ほど姉の乳内で搾り出された精液まみれの肉棒を突き入れた。 そぷっ……ぬぬっ、ずぷぷぷうゥっ……! 「あ、熱っ! え、えっええっ!? な、なにこれ、お姉の時みたく下からじゃないの!?」 面食らう千代田をよそに、腕でホールドされ適度に圧迫された至福の世界へとゆっくり…… じわじわと……先ほど姉の乳内で搾り出された精液まみれの肉棒が“乳渠”していく。 「う、うわ……あたしのおっぱい、前から串刺しにされてる感じ……へ、変なの……」 「これは“縦パイズリ”っていうのよ。初めてなのにマニアックなことされちゃってるわね」 「た、たてぱいずり……? でもお姉、むしろこれ、角度的には横じゃないのかなぁ……?」 そんな突っ込みもどうでもよくなるほど、俺の肉砲は極楽のような圧迫感に襲われていた。 千代田のおっぱい質量は姉以上で、この姿勢だとチンポの全方位、全部分がにゅっぽりと 柔肉に包まれ、腰を押しても引いても窒息しそうな乳牢獄から逃げられないという有り様だ。 「くッ、動かすぞ、千代田……!」 「えっ、うっうん…………やっ、んぁっ……う、うわぁ……」 腰を前後させるたび、むりゅ、むりゅりゅと周囲の乳肉が巻き込まれ、卑猥に形を変える。 眼下でにゅこにゅこと自分の谷間に赤黒いモノが出入りする光景、 いやらしい初体験乳プレイの衝撃に、頬を真っ赤に染めつつも目が離せない千代田。 「う~、あ、改めて見るとドン引きだよこれ……何なの、この発想ぉ……」 「あら、でも提督はすっごく気持ちよさそうに千代田のおっぱいに出入りしてるわよ?」 「そ、それが意味わかんなくてキモいの! おっぱいはこういうことする場所じゃないし!」 俺のチンポは、押し込むたびぽよぽよした滑る柔肉の合間でぬるんぬるんと滑り続け、 決して同じ場所に安定しないのに、この気持ちいい空間から飛び出すことは決してない。 オイルで満たされた湯船の中で溺れているかのようだ。 225 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 38 29.36 ID jMn4LIO1 「でも、おちんぽが気持ち良くなってるなら……これもセックスの一種じゃないかしら?」 「せ、セッ―――!?」 改めて、今自分がやっている行為の恥ずかしさに気付いたのだろうか、 真っ赤になった千代田は眼下で前後に動くグロテスクな肉塊を、 なかば体を硬直させて見つめる。 「あ、あうぅ……や、やっぱり無理ぃ! あたしもう止めっ―――きゃっ!?」 そして羞恥の余り身を離そうとした千代田の胸を、突然“見えない何か”が押さえつけた。 たぷんと重い双球が不自然にたわみ、ボンレスハムのようにあちこち不規則に変形する。 巨乳を瞬く間に緊縛固定してしまったそれ―――光を反射して微かに輝く細い操り糸は、 彼女たち姉妹が艦載機を操作する時に用いるもの(正確にはその訓練用版)だった。 「ち、千歳お姉っ、何するのぉっ!?」 「途中で逃げちゃダメでしょ、千代田? ちゃんと提督をおっぱいで気持ち良くさせてあげなきゃ……ね?」 千歳は妖しく微笑みながら、いつの間にか指にはめた操り糸を まるで楽器でも弾くように動かす―――と、たちまち乳全体に強い圧力がかかり、 谷間へとハマった俺のチンポごと搾りあげられたのだからたまらない。 「く、うぁぁっ……! こ、この全方位からの圧迫感ッ……!」 「ふぁぁあ!? お、おっぱい搾られて……お、お姉ちょっとやめ……やぁぁぁんッ!?」 俺だけでなく、千代田の声に表れたのもまた快楽の甘さで、 千歳の精妙な糸使いが敏感な乳肌にまるで苦痛を与えていないことは明らかだった。 しかも、俺が腰を前後させるのに合わせて、 巧みに圧力の強さやかかる場所を変化させてくる―――まるで極上の名器がもたらす、 淫猥で貪欲な収縮運動のように。 「ほぉら、千代田のおっぱい、強制的におまんこにしちゃったわよ……うふふ」 「おっお姉、これ恥ずかしっ……や、ひぁぁ……てっ提督もそんな突かな……ひゃんっ!?」 涙目でそんなことを言われても、柔肌のきめ細かさと女性器の締め付けとを併せ持つ 究極の肉穴を前に、我慢なぞできるはずもなかった。 ぬぱん、たぱっ、ぬっぱ、ぬぱんっ―――と淫らな音を響かせ、 動きを封じられた千代田の胸肉ホールめがけて一心不乱に腰を打ち付けるのが止まらない。 「……っひぃぃぃあ!? そっそこはだめへぇぇっ、ほんとダメぇぇぇっっ!!」 千代田の嬌声が一段と跳ね上がる。 姉の操り糸が、すっかり外に引き出された陥没乳首をそれぞれ捕らえ、 くいっくいっと色々な方向に引っ張る意地悪な愛撫を始めたのだ。 「こうやって、提督がおっぱいの奥を思いっきり突くのに合わせて、 私が千代田の敏感乳首をいじめますからね……縦ぱいずりでイけるようになるまで、 みっちり調教しましょうね♪」 「え!? ちょ、調教とか冗談、だよね……? て、提督もなんか目が座ってるよ……?」 226 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 39 31.98 ID jMn4LIO1 答える代わりに、俺は腰ごとチンポを後ろにズルルルッ……と引き、弾みをつけて――― ―――にゅぱぁぁぁんっっ!! 「にゃっ、ひにゃぁぁぁんっっ!!?」 にゅぱっ、にゅっぷぷ、にゅぽっ、にゅぱんっっ、にゅりゅんっっ!! 叩き付け、歪ませ、えぐり込み、掘り進んでは引き戻し……エラの張ったチンポを がむしゃらに前後して、柔らかい肉洞を欲望に任せて揉みくちゃに犯す、犯す、犯す。 「ひゃぁぁんっ、あ、あたしのおっぱいぃぃっ、らっ乱暴に犯されて…… ほ、本当におっぱいでセックスしちゃってるよぉぉっ!? んぁあはぁっっ!!」 まさに乳姦……それでも千歳の操り糸で空中に半ば固定された双乳球は、 一定以上逃げることも許さなければ、 その柔肌を硬い男根から離すようなことも決してないのだ。 「そうよ、たぁっぷり愛されちゃってるわね、千代田……さっきは提督、 私のおっぱいといっぱいHしたから、これでお乳同士も間接セックスね」 「え……か、間接……お姉と、おっぱいで間接セ……せ、せっくす……っ!」 耳元で囁く姉のいやらしい言葉。 先ほどから糸によって乳肌や乳首へと絶え間なく送り込まれている快楽も手伝ってか、 しだいに目をとろんとさせて息をはぁはぁと荒げだす千代田。 まったく、この姉妹が普段どういう関係なのか、想像するのがコワイというか……。 「ほぉら、トドメさしてあげるからまたイッちゃいなさい。 提督のおちんぽでお乳イかされる快感……しっかりおぼえるのよ?」 どこかサディスティックにそう宣告すると、 細い糸が勃起しきった両乳首を、きゅぅうっ! と搾り上げた―――同時に、 俺の腰使いがもっとも長く大きいストロークで突き込まれる。 「あっ、やっあっあっああっっ!? だ、ダメぇぇぇっっ! お、お姉と提督におっぱいでエッチされてっ、 おっぱいでっっイッいくぅぅぅぅーーーーーーっっっ!!!」 千代田の背筋が反り返り、 その結果前に突き出される形になった双乳が俺の腰に密着して楕円形にたわんだ。 その深奥、柔肉の中枢にみっちりホールドされた亀頭に、 早鐘のように鳴る心臓の鼓動がどくんどくん伝わって、 柔肌からじっとりと汗がしみ出てくるのまでが分かるようだった。 「はぁ、はぁぁ……ま、またイッちゃったよぉ……て、提督に、またこんなとこぉぉ……!」 「ふふっ、派手に飛んじゃったわね、千代田ったら……もう立ってられないかしら?」 絶頂の余韻に脱力し、操り糸でかろうじて支えられているといった具合の千代田に ひとつキスをすると、千歳は巧みに十指を踊らせて、ゆっくりと床へ横たえていった。 自然と、その谷間に硬い肉砲を埋めたままの俺は、仰向けになった彼女に馬乗りになる。 227 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 40 17.78 ID jMn4LIO1 「でも、提督はまだ満足なさってないでしょう? そのまま千代田のおっぱい、今度は馬乗りパイズリで思いっきり犯しちゃってくださいな」 「あ、ああ……! このままするぞ、重くはないか、千代田……?」 「え? う、うん、提督が脚で支えてるから大丈夫だけど……え、ひゃっ、ひゃうっ!? ま、まだおっぱいでするのぉぉ……!? ふえぇぇ……!」 仰向けになってもまるで存在感を失わない二つのたぷたぷした肉の丘を、 俺は両手で鷲掴みにした―――ずぶずぶと十本の指が沈み込み、千代田が甘いあえぎを漏らす。 千歳は俺の邪魔にならないよう、入れ違いに操り糸による緊縛を解除してくれている。 「う、うあ……やっやだ、目の前に提督のアレがぁぁ……つ、突き出てきてるよぉ……!」 姿勢と乳挿入方向の変化によって、久しぶりに柔らかな肉カーテンの外に顔を出した亀頭が、 千代田の目の前にその威容を突きつける形で存在を主張する。 ぬっぷ、ぬっぱんっ、ぬぱんっっ―――と馬乗りになった腰が前後するに合わせて、 湯気を立てる凶悪な先端が、飢えた獣のように透明なよだれを垂らして自分の顔に迫るのを、 千代田は怯えと興奮混じりの上気した顔で呆然と見つめるばかりだ。 「やっ、はっ激しっ……ふぁぁ、あっ、てっ提督の熱いのがっ……お、おっぱいの真ん中で ごりゅごりゅ動いてるぅぅ……っ! さ、さっきと全然違う感じするぅぅ!」 「ふふっ、提督ったらこんなに一心不乱に腰叩き付けちゃって、ちょっと可愛いですね…… そんなに千代田とのおっぱいセックスが気に入ったんですか?」 無重力の粘塊の中で泳ぐような先の縦パイズリも凄かったが、 自分の手で生意気な双巨乳を思いっきり寄せ、 その中心にみっちり収めたチンポを挟みしごく暴力的なまでの馬乗りパイズリもまた格別だった。 張り詰めた亀頭が谷間から飛び出るたびに、 柔肉からにゅぷんっ―――とカリ首の段差が解放される瞬間、 まるで包皮を剥くようなこそばゆい快感が襲ってくる。 一連のパイズリフルコースを幸せに味わう肉主砲は、いつ暴発してもおかしくない有り様だ。 「ああっ、千代田っ! 千代田っ、千代田、千代田! 千代田のおっぱい最高だッ!」 「こ、こんなことしながら名前呼ばないでぇぇ……へ、ヘンな気持ちになるぅぅ……!」 バックから犯す尻にそうするかのように、たわわな乳マンコをしっかり両手でホールドして、 自身のペースで腰を打ち付ける原始的な征服感が、背筋から快楽信号と共に駆け上る。 千代田の乳性器をもみくちゃに犯す支配感が、 目の前にチンポ先を突きつけるたびに見せる彼女の羞恥と押し殺した被虐快楽の顔が、 渾然一体となって脳内でスパークし荒れ狂った。 (くっ……! こ、このままだと射精してしまうっ、でもっ……!) この体勢では、逃げ場のない千代田の顔面にぶちまけ汚してしまう――― その逡巡を見透かしたように、千歳がそっと俺に背後から寄り添ったかと思うと、 妹に聞こえないように、そっと耳元で囁いた。 「いいんですよ、提督―――たっぷりお好きなように、出してしまわれても……うふふ」 「な……し、しかしそれでは……っ!?」 「あら、いいじゃないですか。生意気なこの子の顔、 提督だって精液で汚して征服したいと思ってらしたのでは? 姉の私もかまわないって言ってるんですから……ね?」 228 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 40 52.39 ID jMn4LIO1 にゅぷんっっ、にゅっぱっ、にゅるっぱ、にゅるぷんっっ! と一層恥ずかしいパイズリ音をBGMに、どこか蕩けた声で千歳が淫らな誘惑を囁く。 「えっ、なっ何……? お姉、提督? ふ、ふたりで何話してるの……っ!?」 「う……そ、それは……くぅぅっ!」 「ほら、もう我慢なんかできないでしょう? それに私も見たいんです、可愛い千代田が提督のたくましいおチンポでおっぱい犯されて、 汚されて、征服し尽くされる姿が……!」 はぁはぁと荒い息と共にか細い声で吐き出される、姉の淫蕩な本音。 そのクラクラする刺激を耳から脳に浴び、 そして心地よい柔肉拷問具に包み抱かれての腰ピストンをもはや止められない俺は、 ついに―――! 「くぅぅぅッッッ!! ちっ千代田ッ! すまんっ、このまま出すぞッッ!!」 「……え? えっえっ!? そ、それってまさかっ……えっ、おっお姉っ!?」 「ち、千代田ぁ、たぁっぷり浴びましょうね……提督の、おちんぽから迸る精液を……っ!」 いつの間にか、千代田の頭を両脚の間に置く位置に座った千歳が、 その顔を少し起こして角度を調整する……と同時に、どこにも逃げられなくしていた。 そして、にゅぶんっっ!! と硬い肉と軟らかな肉のこすれる音が響き、 ぱんぱんに張り詰めたどす赤い亀頭が、千代田の鼻先数センチの位置にせり出した……その瞬間。 ―――どくゅびゃっっ……びゅぷんっっ!! びゅっく、びゅくびゅぷんっっ!! 「んひゃぁぁっっ!? わぶっ……んやっ、こっこれ精子ぃっ、 にゃっ……えぶっ、んあぁぁ……ぷぁ!? んぁぁはぁぁっ!!?」 「おおっ、くおぉ……ッ、くはっ……! う、うおっ止まらなっ……! ち、千代田ぁ!!」 「あは、凄っ……私の千代田がぁ、提督のおザーメンでぐちゅぐちゅに…… どろどろにっ……素敵よ千代田、その顔とっても可愛いわ……! あはぁぁ……っ!」 姉の恍惚とした声を聞きながら、妹の整った鼻梁を、思わず閉じたぱっちりした瞳を、 栗色の髪を……後から後から噴き出す精液で犯し汚す背徳の征服感は、魂まで焦がし狂わすようだ。 限界まで反り返った肉砲をにゅっぽり包んだ左右の乳山を、 ギュウギュウと押さえつけて圧迫するたび、 天国の肉ポンプに絞られたチンポからとめどなく新たな白濁が撃ち出される。 「ひゃぁ、んっぷぁぁ……! えほっ、うえぇ……ひ、ひどいよお姉、 ひどいよぉ提督ぅ……はぁ、はふぁぁ……め、目が開けられないぃ……っ!」 「うふふっ、ごめんね千代田……でも、今のあなたとても素敵だわ……ほら、 私が舐め取ってあげるから……提督もよく見ててくださいね……んっ、 ちゅぅぅっ……れろっ、ちゅ……!」 「お、おねえっ……!? ん、ちゅっ、ちゅぶぷっ……んぁ、んはぁぁ……っ!」 俺の吐き出したこってりゼリー状の粘濁液―――妹の顔や乳を汚すそれを舌ですくい、 口の中へと運ぶ千歳の、異様なほど妖艶な姿。その行為に驚くも、 姉のついばむようなキスの雨にすぐ白濁まみれの顔をうっとり上気させ、舌を絡め合って応える千代田。 姉妹の淫らな饗宴を前に、たった今これほどまでに大量射精した俺のチンポは、 まだまだその欲望を吐き出し終わる気配はなかった―――この乳姉妹ふたりを、犯し尽くすまでは。 + 後書き 229 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 45 04.89 ID jMn4LIO1 以上ですー。 後編(Wパイズリ編)はいつになるやらですが、もし気に入っていただけた方は気長にお待ち下さい。 管理人様につきましてはwiki騒動で色々大変でしょうが、頑張ってくださいませ、応援しております。
https://w.atwiki.jp/kankoore/
このwikiは2ちゃんねるのブラウザゲーム板内にある艦隊これくしょんスレの内容をまとめているものです。 DMM.com公式(ゲーム開始ここ) 「艦これ」開発/運営公式twitter(サーバ運営状況・メンテナンス情報・新機能紹介)↑新規参加について最新情報はここをチェック↑ 公式コミュニティ・運営鎮守府からのお知らせ(メンテナンス情報・新機能紹介) KADOKAWA GAMES公式(サンプルボイスなど) 公式4コマ漫画・「鎮守府通信」(ファミ通コミッククリア) 2ちゃんねる現行スレ 2ちゃんねる質問スレ 避難所 したらば - 艦これ専用掲示板(2ch避難所)http //jbbs.livedoor.jp/netgame/12394/ したらば -避難所本スレ したらば -質問スレッド 画像アップローダーhttp //kancolle.x0.com/ まとめwiki編集人の集い3http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/12625/1375053644/ 直近のメンテナンスについての公式告知 ▼次回メンテナンス予定▼ ------------------------ 日時 10月16日(水) (11 00~17 00予定) 内容 ●サーバ保守メンテナンス 新駆逐艦娘2隻の追加実装、一部ボイスの更新 家具の更新(提督100万突破記念掛け軸ほか) ------------------------ ※実施/終了時刻等は変更の可能性があります。 最新情報は公式コミュニティの「運営鎮守府からのお知らせ」でご確認ください。http //www.dmm.com/netgame/social/community/-/topic/=/cid=100/tid=922/ 公式twitterでも予告されています。 ▼完了済のメンテナンス▼ 2013年10月4日(金) 11 00~17 00 (定期アップデート・新海域5-3追加) 2013年9月25日(水) 11 00~17 00 (定期アップデート) 2013年9月18日(水) 11 00~17 00 (定期アップデート・新艦娘「秋雲」「夕雲」追加・新海域5-1&5-2追加) 2013年9月11日(水) 11 00~17 00 (定期アップデート・「響」に改ニを実装) 2013年9月4日(水) 11 00~17 00 (定期アップデート) 2013年8月26日(月) 11 00~17 00(横須賀のみ27 30) (イベント 期間限定海域 終了処理・敵配置変更・新艦娘「初風」追加) 2013年8月14日(水) 13 00〜16 00 (定期アップデート) 2013年8月8日(木) 10 00〜 14 00/16 00 (定期アップデート・期間限定イベント報酬で大和進水) 2013年8月7日(火) 13 00〜16 30 【呉】 (大湊警備府への17,000人異動) 2013年8月4日(日) 21 30~25 30 【呉】 (臨時サーバー調整作業) 2013年8月4日(日) 21 00~翌10 00 【舞鶴】 (臨時サーバー増設作業) 2013年8月1日(木) 11 00〜17 00 (定期アップデート・期間限定イベント開始) 2013年7月24日(水) 13 00〜16 30 (定期アップデート・新艦娘「衣笠」追加・20万人突破記念家具追加) 2013年7月17日(水) 13 00〜17 00 (定期アップデート・舞鶴鎮守府サーバ開庁・新規海域マップの投入(#4-4)) 2013年7月16日(火) サービス停止無し 【横須賀・呉】 (臨時サーバー増設作業) 2013年7月10日(水) 11 00〜16 00 (定期アップデート・新艦娘「舞風」追加を含む、鎮守府追加・新規参加再開) 2013年7月3日(水) 10 30〜11 30 (定期アップデート含む) hr 最近の運営告知 公式コミュの運営鎮守府からのお知らせより抜粋 ブラウザキャッシュの設定 (2013/06/12) 1) キャッシュ(一時ファイル等)をクリアしていただくこと 2) 同ディスク領域を1024MB程度に設定していただくこと 2)の設定方法例は、以下の通りです。 ▼IE 9/10 の場合 [インターネットオプション]→[全般]→[閲覧の履歴]→[設定]→[使用ディスク領域]→【1024】MBに設定 ▼Google Chrome の場合 ショートカットアイコンを右クリック→[プロパティ]→[ショートカット]タブの Chromeのリンク先を下記のように変更(リンク先のパスは、各自の環境をご参照ください) \chrome.exe --disk-cache-size=1073741824 ソート関連 (2013/06/12) ※長いので編集者より要約 1)ソート表示の早さは大幅に改善された 2)改装時にソート表示がLv順(Lv1から表示)になっているが、ソート高速化を優先したので現時点では「仕様」 3)修理時にソート順が「損傷順」になった アップデート Q&A (2013/06/12) 航空巡洋艦 「魚雷兵装」が新たに運用可能に 重雷装巡洋艦 「ソナー」「爆雷兵装」が新たに運用可能に 軽空母 「電探」全種が運用可能に 正規空母 「電探」全種が運用可能に また、「三式爆雷投射機」の対潜値が+6にupしました。 Q7.三式弾の運用可能艦種が増加しましたか? A7.ご指摘の通りです。従来の戦艦(含む高速戦艦)、航空戦艦に加え、重巡洋艦でも運用可能になりました。 Q2.一部の艦娘のグラが変わってますか? A2.申し訳ありません…こちら、告知漏れいたしました! 今回のアップデートで既存艦娘ですが、 扶桑改(航空戦艦仕様) 山城改(航空戦艦仕様) 及び同ダメージグラフィックを一部更新しました。 特に意味はないのですが…なんとなく…… Q3.「46cm三連主砲」を開発することは可能ですか? A3.「可能」です。今回のアップデート以前から可能でしたが、 ある程度高い艦隊司令部Levelと同開発に適性な旗艦(秘書)、そして投入する資源バランスによって「46cm三連主砲」を開発することが可能です。 Q4.「彩雲」による航空索敵は、軽空母からでも可能ですか? A4.現仕様では「可能」です。 Q5.今回報償プレゼントの「彗星一ニ型甲」はいずれ別の方法でもゲットできますか? A5.はい、今回は先行配信なので、その予定です! プレイ中に通信切断した場合の動作について仕様変更 (2013/06/21) 予期しない戦闘中断となった場合の処理変更 1) 燃料・弾薬について 【これまで】消耗する →【新仕様】消耗しない 2) 出撃の海域内での資源獲得について 【これまで】正規終了をしなくても獲得できる →【新仕様】撤退or戦闘終了の正規終了しないと 海域マップの資源を獲得できない 3) 演習の勝敗について 【これまで】正規終了しない場合は自動敗北 勝率低下・経験値なし →【新仕様】正規終了しない場合でも戦闘結果判定 (勝利した場合、任務カウントへ反映) 勝率低下なし・経験値なし 本仕様は、既に実装されており、本日22 00より稼働予定です。 ご理解・ご了承、どうぞ、よろしくお願い致します。 ただし、リロード/F5の意図的かつ継続的な行為に関しては、 サーバに負荷をかける利用規約違反として、比較的強い対応 をとらせて頂く場合もございます。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/388.html
「遅いぞ。…なんだその顔は」 古めかしい板張りに朝の冷気が心地よい、早朝の舞鶴鎮守府内・修練場。 そこから一段降り、弓道場も兼ねた庭場に、飾り気のない簡素な道着を来た艦娘の姿があった。 「…まさか今日、普通に朝練してるとは思わないじゃないの」 油断して寝過ごし、いつもより30分ほど遅れて現れたもう一人の艦娘は、抜身の木刀を一人振るっていた相方に向かって口を尖らせる。 「いつも言っているだろう。私のような弱い人間には、地道に毎日続けるということが大きな心の支えになっているんだ」 「良く言うわー。アンタが弱いってんならここの艦娘はほとんど戦力外だわよ」 「そんなことより早く用意をしろ。素振りばかりでは修練にならない」 手ぬぐいで額の汗を拭いながら板張りに上がってきた日向に背を向け、伊勢は立てかけてある木刀を取る。 「はいはい。…つっても、今日ばっかりはヘタなケガさせるワケにはいかないのよね…」 「なんだと?らしくないことを。遠慮なんかしてくれるな」 「あたしが後で皆に怒られるでしょーが!」 本気で首をかしげる相方に、ため息を付きながら首を振る伊勢。 ――本当にこいつは、今日自分が何をする日なのか分かっているんだろうか? *** 「時間だな。――ありがとうございました」 型通りにぴっと頭を下げるその姿は、美しくないと言ったら嘘になるだろう。 「ありがとうございました。で、今日は遅れる訳には行かないんだからね。きちっと予定開始時刻までに現地に移動しなさいよ」 「分かっている、大丈夫だ。今日は一級主力として、役目をきっちりと果たさせてもらう」 悩む時期はもう過ぎた、と。 気遣うような、やや心配気な表情の相方に向かい、軽く微笑んでそう呟く。 見たことのない表情だ、と伊勢は思った。 「明日の朝も――」 「明日の朝は、アンタは来ないんじゃないかな」 賭けてもいいよ、とにやにやしながら伊勢は言った。 私の話をちゃんと聞いていたのか、と日向は若干むくれて答えた。 *** 高い高い蒼空。 笑顔で祝福してくれる、仲間たち。 幸福と慈愛に満ちた態度でエスコートしてくれる、――愛しい人。 こんな日が来ることを、一体誰が予想しただろうか。 「すごい――綺麗よ、日向。今日の貴女は、間違いなく、世界一美しい軍艦だわ」 そう言われても、なんと答えていいか分からない。柄にもなく頬が熱く、頼りない純白の艤装の奥で、胸が高鳴るのを覚える。 「――美しさと強さを両立した扶桑型の一番艦に誉められるとは、光栄の到りだよ」 いいえ、今日は素直に負けを認めるわ。華のような笑顔でそう答えた彼女は、ブーケ・トスを受けるべく祝福者の輪の中に下っていった。 仲間たちに背を預け、全艦隊の旗艦を務めるかのような錯覚を一瞬、覚えた後―― 慣れない指輪の嵌った手で、彼女はブーケを背後の虚空に放った。 *** 「しかし――物好きだな、キミは。本当に私で良かったのか?」 「何回同じことを言わせる気だい?」 ベッドの中で抱きかかえられる、顔が近い。 かつて、いや、今も上司である人。提督。 私は今日、この人のものになった。 何らの実感はないが、独特の安心感はあった。まずはそれでいいか、ととりあえず日向は思った。 「これ――傷かな?」 肩のあたりの古傷を見つけたらしい。 「あいにくと、誰かに差し上げるつもりなど無かった身体でね」 今さら失望されても困るぞ、と日向は言った。 しかし。優しく抱きしめて唇を合わせてくるその反応は予想通りで――少し卑怯なやり方だったかもな、と日向はぼんやりと思った。 「…ん…」 互いに舌を絡め合う。燃えるような溶けるような、本能の予感。 相手の興奮を感じる息遣いが、更に自分を高めてゆく。 ほとんど全てのことは、邪魔な理性と共に思考から追い出されていった。 *** 一糸まとわぬ姿にシーツを手繰り寄せてベッドの上に座った日向の背を、提督の指が背を撫ぜる。 「ここにも傷がある。本当にたくさんあるね」 無神経といってもいい言葉だったが、全く気にはならなかった。人徳故か、はたまた――惚れた弱みか。 「正面も。見ていい?」 囁くような声。断れるはずがない。 他の誰にも晒したことのない双丘を、熱意と好奇心に溢れた表情が見つめる。 最初はおそるおそるという風に、やがて大胆にやわやわと愛撫する提督の感触が、視線が、――たまらない。 「提督…あまり見られると、恥ずかしいんだが」 「…本当、可愛いな。日向さんは」 日向さん、というのは嫁になっても継続するつもりなのだろうか。 嫁、という単語が平然と脳内に現れたことに、自分で軽いショックを受けていると―― 「…んぁっ」 色づいた左胸の先を、指先がぴんと跳ね上げた。痺れるような感触が頭頂を突き抜け、おかしな声が漏れる。 「て、提督、そこは…ぁ…」 意外にも無骨な指が、しっかりと日向の感じる場所を捉え、甘く切ない感触を脱力するほどに伝えてくる。 右乳房の下から先端までを爪先でなぞられ、総毛立つ感覚に思わず背を反らし、短い髪がふるふるとうなじを撫で擦る。 脇のあたりからちろちろと攻めてきた提督の舌先が、これまでに経験のないほど固く屹立した日向の乳首を掠め、焦らし、 「ぅあぁぁっ!」 ――それをついに咥えられ口中で転がされた瞬間、日向は快楽に一際高く啼いた。 「あっ、あ、はっ…あぁぁ…っ」 指が腰をなぞり、首筋に触れ、髪を撫ぜる。 そのたびに発せられる、刺激と快楽をねだるような、みだらな雌の声。 快楽に喘ぎながら、次々に女を目覚めさせられる自分。 ――伊勢には見せたくない姿だな、という思いがちらりと頭を掠めた。 *** 「あっ?!」 全身に及ぶ愛撫にくったりと力も抜けきった頃、その手が唐突に、片方の膝裏を持ち上げた。 とろとろに熱く焦らされてしまった秘肉に、指先が触れてくる。 「ここも、綺麗だね…日向さん」 「やだ…ぁっ」 つぷ、とさしたる抵抗もなく、濡れた谷間に提督の指が第一関節のあたりまで浅く埋まった。日向の身体がびくりと震え、それにもまして心が期待し、逸る。 ゆっくりと襞を押し開き、狭い膣内の壁を味わうように、心地よいそれが自分の中をなぞり、抜かれ、――再び、今度は根本まで、深く、深く。 「――くっ、あっ、あっ、」 半身を寝床に押し付けて、高く開かれた脚をわななかせながら、自分の性が、反応が、くちゅくちゅと隠微な水音を寝室に響かせる。 「や、あっ、それ、気持ちいい…気持ちいい、ていと…く…っ!」 片足を抱えられたまま、指先を出し入れされ、肉芽をぬるぬると摘まれ、もはや理性など欠片も残っていない。 シーツを握りしめた左手に、更に力が入る。 「そろそろ、いいかな…少し、痛いかもしれないけれど」 こんな疵物の身体でも、欲してくれるのか。――愛して、くれるのか。 得体の知れない温かさが、腹の中から上がってくる。 好きだ。繋がりたい。――このひとと。 「いいぞ…乱暴でも、激しくても……思うように、愛してくれ。提督」 開いた両膝を立て、両手を伸ばして誘い入れる。提督が、日向の白い身体に覆いかぶさる。 「――うっ、くっ…」 熱くて固いそれを自分の中に受け入れた瞬間は、かすかな違和感と痛みに呻いたが。 「日向…さん…」 「大丈夫だ…もっと、奥まで来てもいいぞ」 やがて獣のように足を絡ませ、互いに自分からくねる腰を打ち付け合い、唇を合わせ、互いの体温を感じて、 「…っ、ふぅっ、うぁ、ぁっ…」 ぬちゅ、ぬちゅ、と巨きくて温かいそれが胎内をこするたび、これまで想像もしたこともない、痺れるような快楽が背筋を駆け上り、 「提督、もう、ダメだ、き、気持…よすぎ…、う、あぁん――!」 「っく…日向…さん…ッ!日向さん、日向さんっっ!」 やがて最高潮の快楽が、びくびくと提督の自身を震わせ、精を自分の中に放たせた瞬間―― 呼吸すらも続かない悦楽の中。 日向は、幸福とは何かをはっきりと知ったような気がした。 *** 「――好きだよ、日向さん」 「私も――と、言ってやればキミは満足するのかな」 結局、何度身体を重ねただろう。心地よく火照った頬を、彼の胸に押し付けた形で呟くような睦言を交わす。 「病めるときも健やかなるときも、真心を尽くすことを誓いますか?」 「それはもう、昼に誓うと言ったろう。私は」 「中破状態での無理な進軍は、今後しないと誓いますか?」 「――あのな。私は戦艦だぞ。武人だ。攻めるべき時に生命を惜しんでは――」 「誓いますね?」 もう君一人の身体じゃないんだよ、と提督は言った。 その言葉に秘められた意味を悟り、日向には言い返す言葉はなかった。 「ま、その時は秘書艦としてそばに居てくれればいい。君がどう思ったとしても、殺気立ったみんながきっと、君を戦場には立たせてくれないだろう」 「それは――なんだかくすぐったいな。この私が、守られる側になるなんて」 それこそ、想像もしなかった未来だ。 しかし自分はもう、その道を選んでしまったのだ。 「分かった。誓うよ。――それで、キミは何を誓ってくれるんだ?私だけってことはないだろう?」 「取っ組み合いの夫婦喧嘩は、一生しないと誓います」 日向はまるで少女の頃のように、声を上げて笑った。 「さて、…そろそろ離してくれ。朝の修練に行く時間になってしまった」 駄目ー。と、普段の姿からは想像もつかないような声でぎゅっと自分を抱きしめた提督の姿に、思わず眉間が寄った。 「こら。こんな甘えた男を、旦那にしたつもりはないぞ」 やだー、と同じ声が応える。こんな姿、他の艦娘が見たらどう思うだろう。 「それは命令か。提督としての」 「いいえ。愛する夫のお願いです」 「それなら――」 伊勢は正しかった訳か。 彼女の笑いが目に浮かぶようだったが――愛しい人と唇を合わせた瞬間、そんなことはどうでも良くなった。 これまでと殆ど同じで全く違う、新しい日々。 これからはこの幸福を、いつまでも続けるための努力をしてみようか、と日向は思った。 (End.)
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/431.html
378 :353:2014/06/08(日) 23 23 57 ID T7DM3MSA 流れぶったですいません。 飛龍できたので投下します ※鬱です。 ※艦娘の記憶についてと多聞丸の扱いについて独自設定があります。 戦争が終わってもう随分経った。 あの日、共に戦い続けた艦娘達も今はもう鎮守府を離れ、それぞれの戦後を生きている。 あの日、命がけで守った平和は一応今も続いている。 あの日、拠点であり家であり故郷だった各鎮守府や泊地はその多くが閉鎖されるか縮小されるかした。 そんないつもならば訪れる者などほとんどいない場所に、駅前で拾ったタクシーに乗り、一人の老人が降り立った。 運転手はこの手の客を乗せるのが初めてではないのだろう。 行き先を聞いて老人の目的を察すると、いつものように饒舌に話すわけではなく、ただ粛々と車を走らせた。 タクシーから降りた老人は、一人開放された敷地に入っていき、その中央にある大きな石碑の前で止まった。 『英霊碑』石碑にはそう刻まれている。 先の戦いで死んでいった者達を祀ったこの石碑は、その根元を無数の献花が覆っている。 「なんだ。蒼龍も来ていたか」 老人は献花のうちの一つを見てそう呟いて膝をつき、静かに目を閉じた。 老人がまだ青年だった頃、人類は深海棲艦との戦争を続けていた。 青年は当時対深海棲艦の中核戦力であった艦娘を指揮する提督となり、その規模は徐々にではあるが大きくなっていった。 飛龍はその時に彼のもとに現れた。 明るく朗らかな彼女は、当時は提督もさることながら蒼龍にとっての大きな目標であった。 目指すというより出会うという事が目標だったが。 かつての相棒との再会した彼女の喜びは一際大きなものだったに違いない。 ましてや、 「ゴコウセンガーゴコウセンガー」 「そんな事よりボーキ食べたい」 「瑞鶴!瑞鶴!瑞鶴!瑞鶴ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!(以下ルイズコピペ)」 こんな癖の強い正規空母において数少ない常識人であった蒼龍にとって、 飛龍の存在はただの相棒以上に心休まるものであったとも言える。 そしてまた提督にとっても、快活で気安い飛龍には蒼龍同様の思いを感じていた。 その思いは提督の中で次第に大きくなっていき、徐々に変質を始めてもいた。 提督は女に縁がない。 というか、女に縁がなければ軍人になどならない。 提督が提督になった頃はそんな風潮だった。 実際この提督も懇ろになった女性など一人もいなかった。 そして巷間で語られるほど一人でいることが苦痛ではなかったため、 興味がないといえば嘘になるが、必死になるようなつもりもなかった。 そういう相手が出来て結婚するならそれはそれ、しないのならそれはそれ。 この程度の考えであって、伴侶の有無の差などそれこそ近所の定食屋の日替わりメニューの差ぐらいにしか考えていない。 いや、いなかったと言うべきか。 「飛龍。今日はもう休んでくれ。お疲れ様。明日もよろしくな」 ある日の夕方、提督は飛龍にそう言って下がらせた後、一人になった執務室で彼女の淹れてくれたお茶を啜っていた。 大して柔らかくもない背もたれに体を預け、オレンジ色に染まった天井をぼうっと眺める。 それがいつからかは分からないが、提督は飛龍に惚れていた。 明るくて気安くてよく気が付く、こんな女と仲良くなれたら楽しいだろうと思わせるものを飛龍は兼ね備えていた。 秘書艦になった彼女は、提督にとっていつしか心の支え以上の存在になり始めていた。 しかし同時にこんなことも思う。 (他の男に気の向いている女など抱いても惨めなだけというが……) 提督がかつて、妻に逃げられた知人から聞いた言葉だった。 その人物曰く、そんなのは人形を抱いているのに等しいという。 提督はこの言葉を思い出す度に自分の思いが報われない事を思い知るような気がした。 飛龍はことある毎に『多聞丸』という名を口にする。 蒼龍によれば、飛龍がまだ普通の空母であった頃に指揮を執っていた提督の名との事だ。 蒼龍もその人物の事は知っているし、同じく普通の空母であった彼女に乗っていた時期もあるという。 ただし、船であった頃の記憶は艦娘によって異なるようであり、記憶と言うより記録に近く、年表を丸暗記しているような感覚である者がいたり、 反対に明確な体験として焼き付けられている者もいる。 蒼龍は本人曰く前者に近いそうだが、飛龍はその言動からして後者である可能性が高い。 もしそうであった場合、その多聞丸なる人物の事はどのように記憶しているのか。 ただの上官か、戦友か、父か、息子か、或いは― (人形に恋することも無い) そこまで考えて、思考を強制的に打ち切った。 きっとそうだという思いと、違っていてほしいという思いとが提督の中でせめぎあい、それから逃げるようにその結論に至る。 恋い焦がれるというのはこういうものなのかと思いながら。 そして翌日の夕刻。 いつもと変わらぬ執務室。いつもと変わらぬ飛龍。いつもと変わらぬ提督。 「提督?」 「うわっ!」 ふいに、飛龍が提督の顔を覗き込む。 「何か考え事?」 「あ、いや。何でもない」 「ふぅん」 (人形を抱いても虚しいだけ。人形を抱いても虚しいだけ……) 提督は昨日からずっとそれを自分に言い聞かせていた。 そして何度も言い聞かせねばならぬという事は、それだけそれに反対する思いが強くなっているという事でもある。 欲しい。目の前の娘が。例え自分に心がなくとも。ただの一度、それだけでいい。 だからこそ飛龍の一言が提督の中で大きなものとなった。 「提督。私でよければ相談に……」 「相談……か」 大きなため息を一つ。 決心する。 「実はな飛龍」 「なに?」 「……好きだ。お前が、俺は、とても」 覚えたての言葉のようにただ単語を羅列するが、意味は十分伝わっただろう。 一瞬きょとんとした飛龍が、耳の先まで真っ赤になっているのがその証拠だ。 「えっ!?あ、あ、あのっ……。どうしよう。参ったな……」 しどろもどろな飛龍はやがて、大きく深呼吸を一つ。 「その……提督?」 自分の聞き間違いではないことを確認するかのようにゆっくりと尋ねる。 「あの……好きって、その……私が?」 無言で頷く。 それから数時間後、日が沈んだ執務室に二人はまだいた。 二人の間には小さなコップが二つ置かれ、酒が注がれたそれをままごとの様に口に運ぶ。 火をつければ燃えるぐらいの度数はあるはずのそれも、今は水の様にしか感じない。 「美味いな」 ただ台詞のようにそう言う提督に、飛龍は伏し目がちに頷く。 コップがすぐ空になったが、次を注ぐようなことは無い。 「もう、いいか?」 提督の問いに、今度も頷く。 飛龍も子供ではない。このままごとの終着点が何かなど分かっている。 そして、その終着点にすでに辿り着いたことも。 膝で体を進ませた提督は静かに、しかししっかりと飛龍の両肩を抱きしめ、唇を合わせる。 柔らかくて温かい飛龍のそれが提督の舌によって開かれ、侵入したそれを飛龍のそれが出迎える。 二人の舌は絡み合い、味わいあって、離れ際につうと一筋の糸を引く。 「飛龍、お前の心はどこにある?」 唇を離した提督は、飛龍に尋ねながらしかし、その答えを先に封じる。 「いや、答えなくていい」 「……多聞丸は、私の象徴です」 振り切って口をついたそれは飛龍の心遣いか、或いは本音か。 どちらにせよ、提督にとっては十分な答え。 「……そうか」 多聞丸は飛龍の象徴。 上官でも戦友でも父でも夫でも息子でもなく、象徴。 象徴とはつまり、AなくしてBなしというもの。 多聞丸なくして飛龍なし。 「それでいい」 「えっ?」 上官や戦友や家族ですらない象徴。 その答えが思いつかなかった提督と、その次元にいる多聞丸。 これはつまり完全敗北という事。 そしてその事実が、かえって提督の迷いを断ち切った。 (どの道敵わないと思っていたのだ。これでいい) そう結論付けて飛龍を押し倒す。 (どうせ敵わないなら、心置きなくできるというものだ) それはつまり人形を抱くという事。 虚しいはずのそれが、今はとても魅力的に見える。 自分の下にいる飛龍を覗き込む。 はだけた胸元からうっすらと汗ばんだ白い肌が露わとなり、形の良い二つの膨らみに手を伸ばすと、 柔らかなそれは指の形に合わせて姿を変える。 「あっ……」 飛龍の口から艶っぽい声が漏れる。 提督は掌全体で揉みしだき、それに合わせて乳房の形は変わり、またそれに合わせて飛龍も声を上げる。 「あっ……うんっ。あっ、ああっ……あん!はぁ……はぁ…ああっ!」 徐々にではあるが、飛龍の声に荒い息遣いが混じるようになってきはじめた。 提督の手が離れても二つの乳房は荒い呼吸に合わせて上下し、汗ばんだ体は先程よりも遥かに色香を放つ。 やがて提督の指が胸から上へと滑り、はだけた着物を肩から脱がせてゆく。 上半身を剥かれた飛龍は提督に抱き起されると、されるがまま、ただその腕に抱きしめられながら再度の口づけを交わす。 提督はそのまま抱きしめた腕を一度ほどき、飛龍の腰に手をやると丁寧にその短い袴を脱がせていく。 シュル、シュル、と衣擦れの音だけが響き、下を自分に向けて露出させた提督は、今度は自分のズボンを下ろし始める。 互いに似たような格好になった二人は、口を合わせたまま抱き合い続けている。 自分の腕の中に飛龍がいるという感覚を提督は存分に味わおうとしていた。 兵器とは思えぬ細い腕と、ともすれば華奢とも言える細い体。 抱いたら壊れてしまいそうな飛龍はしかし、今の提督にとってはいかに貪っても貪りきれないほどに大きな存在となっている。 互いに抱き合った姿勢のまま口だけを離して提督は飛龍を自分の上に乗せ、そのままゆっくりと挿入する。 心地よい温かさの膣内は、包み込むように提督の一物に張り付いてゆく。 「うっ……くひっ!」 飛龍が声を上げ、それに合わせて提督が動くと、その動きに合わせて一物が振動し、その度にまた膣内を新たに刺激されて飛龍が声を上げる。 「ううっ!ふあっ、ああっ……ひいん!」 声を上げながら提督の背中にまわした腕に力が入る。 「……行くぞ」 湿った膣内で一物がぬるりと動き、その主は飛龍の耳元でそう告げるとぐっと奥に向かって動かし始めた。 「えっ……!?ふぁああっ!?あひ、ひぃ、ひぃぃん!!」 飛龍の声が一際大きく響く。 二人の間にぬるぬると血が流れ、潤滑油のように広がっていく。 「あああああっ!!くううっ、あっふぁああ!」 叫びながら、飛龍の腕は更に強く提督にしがみつく。 「ひはっ、提督っ、提督ぅぅ!ひゃ、ひゃああ!!」 最奥部に到着した提督の一物を飛龍の体はしっかりと咥え込み、提督にも一呼吸ごとに刺激を与え続ける。 「くふっ……飛龍っ!」 「はぁっ……はぁっ……!!提督、ていと……ひゃ!?」 脈動する提督とそれを離さない飛龍。 「ふああっ!提督っ!!ふぁああああああああ!!」 ほどなく絶頂を迎え、二人は生気が抜けたようにその場に崩れ落ちた。 ぼうっとする頭で、提督は何度も唱え続けた念仏を反芻していたが、不思議とその虚しさすら心地よかった。 そこには一抹の寂しさとその何倍も大きな満足感があり、 しかしながらこれまで抱えていた焦がれるような思いは嘘のように消えてしまった。 飛龍への愛おしさは前と変わらず、むしろ前にもまして強くなっているのに、今日の昼までのようなたまらない感じはもうなかった。 飛龍の体だけが欲しかったのかと問われれば断じて違うと否定できる自信はあるが、 それでもかつてのような飢えにも似た強烈な衝動は無くなっている。 そんな提督の思考は、隣に寝転がっている飛龍の一言で打ち切られた。 「はぁ……はぁ……たまには…」 「うん?」 「たまには……ね」 「ああ。そうだな」 二人で並んで天井を見ながらそんな事を話した。 事実、この日から何度か二人は体を求めあう関係となった。 昼はいつも通りの提督と艦娘として、夜はお互いを求めあう関係として。 昼には飛龍はそれまで通り提督に接していたし、蒼龍や他の仲間の前でも同様の立ち居振る舞いであった。 提督もまた同様に、まるであの夜は何もなかったかのように振る舞っていた。 そして、ある穏やかに晴れ渡った日の正午。提督はたまたま蒼龍を旗艦に据えて出撃し、その戦いで飛龍は沈んだ。 誰に恨みを言う訳でなく。誰に未練を残すでなく。 その名の通り空を飛ぶ龍のように、提督の元から飛び去ってしまった。 残された提督と蒼龍は、鎮守府に戻ってから泣いた。 飛龍のいなくなった執務室で、二人で泣いた。 戦争が終わったのは、それから暫くしてからだった。 老人は懐からあの日酌み交わしたのと同じ酒のポケットビンを取り出す。 (なあ、飛龍。俺を恨んでいるか?俺を酷薄だと思うかい?) 飛龍が沈んですぐ、後を追う事を考え、提督と言う立場上自由に死ねないという事を理由にして彼は生きた。 だが、戦争が終わって四十年が経とうとしている今までに提督ではなくなったし、結局独り身だった彼には気がかりなものは無かった筈だった。 (結局俺は怖かっただけだ) 死の恐怖に怯え、それから逃げながらも後ろめたさを感じてきた人生だった。 老人は両手を合わせ、静かに祈りを捧げる。 普通、戦死した艦娘には遺品はおろか遺骨の一つ、遺髪の一本すら残らない。 あの日二人で交わした酒の瓶だけが、遺品代わりに老人の家に祀られている。 その瓶に毎日捧げた祈りを、再び捧げる。 (多聞丸さん。私はあなたを存じ上げませんが、もしその姿の飛龍を知っていて、私の思うような関係であったのなら、どうかその娘を責めないでやってください。 彼女はこの酷薄で臆病なクソッタレの間男に弄ばれただけなのです。その責めがいかなるものであってもこの間男が受けるべきなのです。 ですからどうか、飛龍にご慈悲を) あの日と同じ正午を告げるラッパが、あの日と同じ穏やかに晴れ渡った空に響いた。 終 +後書き 386 :353:2014/06/08(日) 23 52 23 ID T7DM3MSA 以上スレ汚し失礼しました。 また、昨日中に投下できず申し訳ありません。 多聞丸の扱いが難しかった(粉蜜柑)。 無理やり押し倒せばいいことに投下しながら気づいた。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/223.html
253 :246:2014/02/02(日) 18 45 01.24 ID rTJJ09XO 『深海棲艦』と呼ばれる謎の幽霊船団と人類との開戦からおよそ一年が経過した、皇紀2602年。 精強な帝国海軍による度重なる撃沈戦果にも関わらず、次々と海底から甦る屍鬼共が相手では打つ手無し、人類はやがて破局に向かうかと思われたそのとき。 姿を顕し始めた軍艦の守護神――『艦娘』たちの加護が戦局を覆しはじめた。 彼女らの現れた艦は連戦連勝、乗組員たちは自分の乗る艦に『艦娘』が顕現するのを今日か明日かと心待ちにしていた。 これはこんな時代に生きた一人の艦長と、その艦娘の物語である。 「…おい、いま艦長なんかニヤニヤしてなかったか?」 「女の事でも考えてたかな」 「そりゃねーよ、あのお固い青年将校サマが。また昇進でも決まったんじゃね」 南方海域への艦隊行動中、時刻はヒトナナサンマル。 波濤に揺れる狭い軽巡の艦内通路、敬礼ですれ違った兵士たちの戯れ言が背後から追いかけてきた。これほど反響する場所では小声も筒抜けだ。 いつもなら叱責のうえ便所掃除でも言い渡すところだが、今回は特別の慈悲をもって聞かなかったことにしておく。 ――そもそも、その予想は大きく外れてもいない。 (あれが噂の『艦娘』か…) たった今、初めて実物を見てきた。 あの奇妙な女提督の元に集った戦艦『長門』、空母『加賀』、いずれも凛々しく知的で美しく礼儀正しく、まさに帝国海軍の艦船の化身に相応しい偉容だった。 ――さて。長らく苦楽を共にした当艦の『艦娘』はどのような者が現れるのか。艦長である以上、当然気になる。 見た目など美しくなくてもいい。聡く、礼儀正しく、いざというときには作戦や指揮を補佐できる能力があり、 良き相談相手として常に傍らにいてくれればそれだけで戦場の空気は大きく変わるだろう。 そのうち共に酒でも酌み交わし――いやいや、公私の区別はきちんとつけなければな――。 思わず緩む口許を意識して引き締めつつ、艦長室のノブに手を掛ける。 さあ、どんな姿で現れる。 我が愛艦『那珂』。 ドアを引き入室した、その瞬間―― 「艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよー!よっろしくぅ!!」 「うおッ!?」 痛って!!腰が!ドアノブに!! 「な、なんだお前は!どこから入った!?」 目の前で唐突に奇声を上げたのはおよそ軍艦には不釣り合いな、奇妙な服を着た若い女。 「どこからも何も!ここが那珂ちゃんで、私が艦娘の那珂ちゃんだよー!昭和平成そしてこの皇紀の世界へと、時空を超えた那珂ちゃんワールドツアーも三拠点目! さぁ張り切っていくよー!準備はいーかなー!?」 ぱたぱたと動き回りながら叫ぶ謎の娘。なにかこんな動物が居た気がするが思い出せない。いやそんなことより聞き捨てられないコトを今さらりと言った。 「ちょ、ちょっと待て!『艦娘』?!お前が?!」 「そーだよー!みんなのアイドル那珂ちゃんでーす!でも今夜だけは一人の普通の女の子なの!え、なぜかって?」 いや、聞いてない!なんだそのポーズは! 「なぜなら艦娘と愛の契りを交わしたとき、その加護の効果は何倍にもパワーアップするという寸法なのです!こんなステキなプロデューサーさんで那珂ちゃん感激ー! 異存なんてあるワケありません、那珂ちゃんの一番大切なものをあげちゃいます!じゅてーむ、ダーリン!」 「待て!離せ!俺はプロデューサーだかじゃない!」 「マネージャー?」 「横文字使うな!!大佐!艦長!!」 「あっ、でもでもこれは艦娘としての真剣なお役目の姿でもあるんだから、那珂ちゃんがホントはエッチで軽い子だとか勘違いしちゃダメなんだからね?? おおっとそのまえにご挨拶の一曲目!戦争なんてくだらねぇぜ、那珂ちゃんの歌を聴けー!」 「お前が俺の話を聞けッ!!このバ艦娘ッ!!!!」 「心を込めて歌います、恋のニーヨンイチゅっ!」 俺は考えるより早く江田島仕込みの体落としで、目の前の不審者を艦長室の床に叩きつけていた。 「波が出てきましたね」 「ううぅ……シクシク……」 数分後、軍艦の夜間指揮所――羅針艦橋。日没直後の空と同色の海は、嵐の兆候を示していた。 「ただの時化ならどうということはない――が」 敵艦は夜間、悪天候でも出没するので油断はできない。 「那珂ちゃんは……那珂ちゃんはアイドルなのに…顔面から床に…ひどすぎる…」 「…あの、艦長?」 「何か。副長」 「さきほどから艦橋の隅っこで膝を抱えているあの娘は、もしかして我が艦の…」 「密航者だ。次の港で棄てていく」 遠慮がちに話し掛けてきた副長に、キッパリ疑問の余地なく応える。 「ひっどー!自分の艦から放り出される艦娘聞いたことないし!」 わざわざ立ち上がっての抗議の声は無視する。なんと言おうが、俺はお前を認めない。 「わーたしーはあーわれーな ばーかんむす~… じーぶんのふーねかーら すーてられる~…」 「やかましい!口尖らせて歌うな!航海中に女の歌など縁起が悪いだろうが!!」 「なーんでよー!那珂ちゃんは艦娘のなかでも三番目か四番目くらいに歌が上手いんだぞー!」 一番じゃねぇのかよ! 「そんなことはどうでも良い!いいか、俺の艦で二度と歌うな。艦長命令だ」 「そんなの…あ、艦長立ったら危ない!なんかに掴まって!」 何? と思った次の瞬間。 艦が、大きく左に傾いだ。 「な、なんだ?!」 「敵襲か?!」 ざわめく艦橋。思わずバランスを崩しかけたが、辛うじて指揮台に手が届き無様な転倒は免れた。艦体もすぐに轟音を放ちながら水平に戻る。 艦影は見えなかったが…まさか、潜水艦… 「ううん、ただのおっきな横波だよ。この辺の海域は深海棲艦の影響を強く受けてるから、急にお天気悪くなることがあるんだ」 確かに、普通の海にはあり得ない不自然な波だった。バケモノ共の悪影響、そんなことが判るということは… …非常に不本意だがやはり本物、こいつでファイナルアンサーということか。なんてことだ、さらば我が理想の艦娘……。 ――だが今は、打ち砕かれた願望にショックを受けてる場合ではない。 「副長。念のため各部の整備点検と――」 「…っと、大変だー!ファンが那珂ちゃんを呼んでいるーー!」 唐突に艦娘・那珂が艦橋の外へと飛び出した。 くそっ、今の傾斜では予想される事態ではあったが…! 「那珂!どっちだ!」 「艦尾!」 「副長、機関緊急停止!探照灯と、短挺を艦尾へ!あと点呼だ!」 ぽかんとした顔の副長に指示を終わると同時に、俺は那珂を追って艦橋を飛び出していた。 全艦挙げてのクソ忙しい騒動も一段落し、後を副長に任せて自室に戻った俺はとりあえずズブ濡れの服を脱ぎ、軽く湯に当たって下着姿の半裸のまま寝台に腰掛けた。 夜服もまとわず、官給品のタオルで髪を拭く。 「けーそつー。艦長が一番最初に飛び込んじゃうなんて」 「それはもう副長に散々言われた。あと最初に飛び込んだのは俺じゃなくてお前だろう」 本来なら誰も居ないはずの室内、声のした方を見もせず答える。不本意ながら、慣れてきた。 艦から転落した兵を救うため、こいつは躊躇なく高波轟く海へと飛び込んだ。 『那珂ちゃんステージだーいぶ!』の声を伴った誇り高き後ろ姿とその後の見事な平泳ぎは、俺の脳裏に印象強く焼き付いた。 「で。なんでお前はここにいるんだ。しかもそんなはしたない格好で」 「…チャンスかな、と思って」 ――そんな顔で、らしく無い事を言うな。 先ほどとは違う白基調に統一された、西洋のドレスのような華々しい服装。 白の膝上丈タイツにまるで大輪の花びらを思わせるひらひらの襞付スカァト、そして純白の手袋。ただしこれらの部分から上半身に予想される豪奢な服は一切何も纏っておらず、片腕でその裸の胸元を覆っているのみ。 …本気で俺に襲われに来たらしい。または、襲いにか。 決意と期待と不安と恥じらいが入り混じったような女の表情、どれもこれもこいつらしくない。 「あいつは無事かな」 「医務室にいるよ。水はいっぱい飲んだけど、生命に別状はないみたいだね」 ほぅ。分かるのか。 「那珂ちゃんは艦内のことならなんでも知ってるよ。明日の朝ご飯のメニューとか、みんなが当直をこっそりサボってる場所とか」 便利だな。艦内粛清に協力させるか…。 「艦長の、毎晩の秘密の読書タイムとか――」 「!」 「読んでる本のタイトルは、『好かれる上司、嫌われる上司』!」 「だ、誰かに言ったら貴様、貴様…」 「きゃーこわーい!でもざーんねん、那珂ちゃんを消すにはこの船が沈没か退役するしかありませーん!」 「なんだ、そうなのか。つまらん。心配して後を追って損した」 「え?心配してくれてたのー?」 「お前じゃなくて部下のな。勘違いするなよ」 ちぇーこのツンデレ~とまたワケの分からないことを言って口を尖らせる那珂。――だが。 「とりあえず、お前の迅速かつ勇気ある行動で一人の兵の生命が助かった。…艦長として、礼を言う」 「えへへ。お礼なんていらないけど…。那珂ちゃん、偉かった?」 「…ああ」 「…ごほうび、もらえる?」 恥じらうように、あるいは高鳴る鼓動を抑えるように右腕で裸の両胸を隠したまま、視線を逸らして確かめるように呟く那珂。 頬を染めたその姿が意外にも艶めかしく、俺も思わず視線を逸らして、その場つなぎに演技のため息をついた。 「なんでそんなに抱かれたいんだ。お前が艦娘で、俺が艦長だからか」 「那珂ちゃんは、艦長のことが好きだから。それだけだよ」 あぁ、全く。 最初の印象が最悪だっただけに、こういう言葉は疑う余地もなく心にまっすぐ届いてしまう。 「――お前はずっと本気で、常に誠実で、自分に正直な奴なんだな。傍からは非ッ常に分かりにくいが」 「艦長も。ね」 那珂ちゃんはみんな知ってるよ、という裏表のない笑顔。作られたものではない、本心そのもの。 ――俺も、今だけは自分の心に従うべきなのかもしれない。 きっと魔が差すのは、今夜が最初で最後のはずだ。きっと。多分。 「…わかったよ」 根負けだ。それに今夜の功労者に、恥をかかせるつもりもない。 俺はゆっくりと那珂を抱き寄せ、唇を合わせた。 「ん…む……あん……ちゅ…………ぷは…」 寝台に腰掛けたまま、長い長い接吻。柔らかな唇、甘い舌と唾液を遠慮会釈もなく絡め味わって、離れた間に銀の架け橋が掛かる。 「…はぁ……」 口の端に滴らせたままの熱いため息、とろんとしたその瞳は完全に幸福感に酔いしれていて、俺に好意を抱いていたという事実の証明ともいえた。 「…あまり女に慣れてるワケじゃないからな。過剰な期待をするなよ」 「ううん、艦長は…いいの。そのままでいて、那珂ちゃんが全部するから」 そういうと那珂は手袋のまま、俺の裸の上半身を撫で、やがて下着のみの下半身へと到達する。 「…那珂ちゃんは、ひとに喜んでもらうのが好きなんだよ」 下着の上から股間のモノを撫でられる妙な感覚に、それでもそこに血が集まっていくのを感じる。…こんな小娘相手に、人間の身体というのは正直だ。 お返しにと軽く那珂の髪を撫でてやると、那珂は幸福そうに目を細め、やがて俺のモノを露出させると手袋のままで上下にさすり始めた。 「おい、汚れる…」 「へーき。艦娘は、汚れないの」 理屈は分からないが、そう言われると任せるしか無い。純白の手袋のなめらかな感触、なにより清楚で清潔なそれを淫らに汚す征服感が、感覚を高ぶらせてゆく。 「…ちゅ」 両手でいかにも大切そうに扱かれる甘い感覚に加えて、その先端に温かくぬめる舌先の感触が追加される。 「…っ」 ぴちゃぴちゃという淫靡な音。片手で軽く袋部分を持ち上げられたまま、竿先をついばむような唇の感触、裏筋を舐め上げる舌の快楽に、思わず腰が震え、吐息に混ざって声が漏れる。 反応に気を良くしたのか、しごき上げる白手袋の速度が上がる。 「…おい。もう…」 「…んふふ。那珂ちゃんセンター、一番の見せ場です!」 もともとハダカだった胸を近づけ、左右の乳房で俺のものを挟み込もうとして―― 「はさめない…バカな…ッ?!」 「…胸ないな、お前」 ここまであまりじっくり見る機会がなかったが、相当平らである。そう詳しい方ではないが、おそらく同年代の平均的成長度を大きく下回っているであろうことは想像に難くない。 「がーん。…でもいいもん、先っちょだけイジメてやる」 そういうと那珂は俺のものをしっかりと握り、先端をその未成熟の果実のような自分の右乳首にすりすりと擦りつけはじめた。 柔らかくも固く尖った肉芽の独特の感触、そして自分も乳首で感じているのか時折「んあっ…」と鼻にかかった甘い声を上げながらぴくりと身をはねさせるその姿をしばらく味わう栄誉は、ある意味で豊満な乳肉に挟まれるよりもずっと扇情的だった。 「那珂…」 「かんちょぉ……那珂ちゃん、もう我慢…できなくなってきちゃった…よ…」 …こちらもだ。 濡れた瞳になんとなく全面同意するのが癪で、小声でそう答えた後、俺は那珂の脇の下に手を伸ばし、強引に自分の膝の上へと対面の形で座らせる。 「挿れて…いい?」 「ああ」 照れたような顔が近い。スカートを履いたまま下着を降ろし、持ち上げられた那珂の腰が、しっかりと握った俺のものに狙いを定め―― 「う…あああああはぁっ……」 「……っ」 か細い腰が一気に降ろされた瞬間、熱く柔らかい感触がスカートの中で俺を飲み込んだ。 那珂が甘い息を荒げながらも懸命に腰を上下させ、ふっくらと勃ちあがった乳首が俺の前で僅かに揺れるたび与えられる快感、快楽。だが。 ――そんな動きでは、全然足りない。 そう思った瞬間、脳の中で何かが弾けた。 挿さったまま那珂を抱え上げ、体制を変えて寝台のほうに押し倒し、脚を広げて転がした那珂の中央に、突き入れる。卑猥な水音が、大きく室内に響く。 「あぁん、艦長、艦長…!気持ちいい、気持ちいいよぉ……!くひぃッ…!ふぁぁんっ!!」 「…歌うなと…言ったはずだ……!」 思わず口をついて出た嗜虐的な言葉に、那珂は必死で従おうと片手の甲を口に当てる。その姿が苛立たしく、いじらしく、苛め抜き愛し抜きたいという衝動が更に加速する。 「…くっ…那珂…出すぞ…‥!」 「……~~!ん…はぁっ…!だめ……こ…え、でちゃ…ぅょぅッ!!ーーぁあんッッ!!」 ――やがて耳朶を打つ雌の喘ぎ、突き抜ける絶頂感と共に、俺は那珂のスカートの中、汲々と締め上げる膣内に、熱い本能を幾度も、幾度も解き放った。 「はぁ、…はぁ…」 危うく下にいる那珂に覆いかぶさりそうになり、同時に絶頂に到達したらしいそこにひくひくと締め付けられたままのそれをぬるりと抜き去って後ろに倒れこんだ。 神聖な職場で至上の快楽を味わったそれは、精を散々に放っておきながらいまだ高さを失わず天を向く。…やれやれ、無様だ。 「…アンコール?」 「…好きに、しろ」 好奇の視線を伴った質問に対し、投げやりに答えた言葉に対する反応は、嬉しそうに再度それを口に含むという行動だった。 「那珂ちゃんは、明日でアイドルを辞めます」 それから何度か身体を合わせた後。寝台に二人並んで天井を眺めながら、那珂は前触れもなくそう言った。 「この姿で現れるのは、艦長はあんまり好きじゃないみたいだし。以後は人目につかないようにするよ…あ、でもでもちゃんと艦は護ってるからね!戦闘に支障は出さないよ――出しません」 「そうか。まぁ、そうして貰えるなら、艦内風紀に影響もない…」 唄い女など、別に軍艦の上には必要でない。戦闘に支障がないというのなら、理屈の上では娘の姿などどうでも良いことだ。……その、はずだ。 「ちゃちゃーん。最後に、アイドルの那珂ちゃんから艦長にひとことアドバイスのコーナーだよ~」 「…何だ」 「――艦長がいつでも一生懸命、仕事もカンペキで頼れるカッコ良い人だっていうのは、もうみんな知ってるから。ちょっと可愛いところか、面白いところを見せるのが、愛されるコツなんだよね」 そうしたらみんな、艦長のことがもっともっと好きになるんだよ。そんな言葉が、妙に優しく懐かしく耳に響いた。 以前に同じことを、誰かに――あぁ、母さんに――… 「覚えておこう――」 まぁいい…もう眠い。今日は疲れた。 ――明日のお昼、お別れライブだけやらせてほしいな。 そう言った那珂に、眠りに落ちる直前の俺がどう答えたかは、覚えていない。 「今日は集まってくれてありがとー!こんなにたくさんのファンに囲まれて歌うことができて、那珂ちゃんはいま、とってもハッピーでーす!」 「ふあん??おい、フアンとは何だ?」 「よく分からんが、後援会みたいなものではないか?」 「なる!小官も、那珂ちゃんのフアンに成ります!」 「コラ、第一号はオレだ!」 『那珂』艦内のほとんどの人間が集合してるのではないかと思われるほど密度の高い昼の食堂室から、甲高い声と将兵の野太い声が外にも漏れ出している。 …まったく。人心掌握術だけは本当に完璧だな。昨日男と寝たとは誰も信じまい。 「みんなありがとー!でもね、今日は那珂ちゃんから重大なお知らせがあるの…」 言いながら俯いた那珂にどよめきが上がったところで、室内に足を踏み入れる。全員の視線が、突如現れた艦長――俺を見た。俺は遠慮なく口を開く。 「何をしている貴様ら。勝手な集会は軍規違反だぞ」 冷厳な艦長が、また文句を言いに来た。せっかくの楽しみを奪いに来た。視線に込めたお前たちの予想は的確だ。 昨日までの、俺ならば。 「…慰問会は週に一回までの開催を許可する。事前に参加者と会場、演目の届けを出せ。…もっとも、どうせ歌うのは一人だけだろうがな」 俺の台詞に那珂を含めた全員の眼が、驚きの色に変わる。 「…艦長…?!…那珂ちゃん、また…歌っていいの?」 「それと」 ざわめきを一蹴する。一瞬で水を打ったように静まり返った室内で、全員の目が俺の次の発言を待つ。 「…第一号は俺だ。…あとは、好きに決めろ」 頬が熱くなるのを意識ながらもそれだけ言い放って食堂を出た俺の背後で、しばらくの後、大歓声が爆発した。 どうだ、最高の冗談だろう?那珂。 だから―― だから。 そんなボロボロと涙を流して、それでいて幸せそうなくしゃくしゃの笑顔を、俺の中に残すんじゃない。 「………本気で、惚れちまうだろうが……」 ――それこそ、冗談じゃない。 やがて軽巡洋艦『那珂』は人望高き艦長のもと、まるですべての将兵が一体となったかのような最強の連携を誇る軍艦として、歴史に残る様々な戦闘を乗り越えてゆくことになるが―― それはまた、別のお話である。 (Fin.)
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/625.html
776 :名無しの紳士提督:2015/01/19(月) 00 13 36 ID SX4JdFMc ※キャラ崩壊注意 ※ちょっとメタい ある提督の秘書艦は長門である。 戦闘においては常に勇敢で頼もしく、平時においても冷静沈着で理知的。 仲間への気配りを忘れず、提督を上官として、また相棒として忠誠を誓い、その凛とした立ち居振る舞いに心惹かれぬ者はいない。 提督は大型建造で彼女と出会ったが、―つぎ込んだ資源の量とその物質的見返りだけが艦娘の価値ではないとしても― それだけする価値は十分以上にあると断言できる(大和?未実装じゃないですかね?)。ただ一つ違っていたのは― 「長門、赤城さんどこ行ったか見てないかしら。さっきから姿が見えないのだけど」 「ああ、赤城なら……さっき提督が風呂に沈めたから暫く戻ってこないぞ」 「入渠させただけだよ誤解するような言い方すんな」 ……こういう所である。 「そう言えば提督、アニメ版第2話は見たか?」 「ああ見た。意外と青葉でかかった」 「むしろその青葉と並んだ時の五月雨が……じゃなくて他に感想は?」 そんな話をしている時に執務室の扉をノックする者がいた。 「失礼します。ご主人様、遠征から戻りました」 「おお漣か。お疲れさん」 戻ってきた漣が報告を受けた提督が机上のノートにTの字を書いているのを見つけた。 「何ですかそれ?」 「いや、大したことじゃない。ちょっとした賭けだ」 そう答えた提督に長門が付け加える。 「アニメ版の私がながもん化しなかった話数だ。第5話までながもん化しなければ正の字完成で私の勝ち。……それで提督、どうだった?」 「まだだ。まだあと3話ある。赤城盛りやら足柄さんの合コンやら出たんだ。やってくれるさ」 ふんす、と鼻息を一つしてぐっと胸を張る長門。 アニメ版はともかくこの人はながもん要素あるよなと思ったが口にはしない漣。 「賭けの結果は私もちゃんと記録しているぞ。ただ、その時適当な紙が無くてな」 「掌にでも書いたのか?それじゃ消えちまうぞ」 「いや尻に」 「すぐに消しなさい」 この人はながもんじゃねえ。もっと別の何かだと思ったが口にはしない漣。 777 :名無しの紳士提督:2015/01/19(月) 00 17 17 ID SX4JdFMc また別のある日、提督と長門は所用で朝から出かけていたが、昼過ぎには鎮守府に戻ってきていた。 執務室に戻る道すがら、空母たちの訓練の様子が見える。 「そう言えば弓の構え方がどうこうと話題になっていたな」 何の気なしに提督が呟くと、横にいた長門がそれに応じる。 「まあ空母の弓は正確に的を射ることが目的ではないからな。空母は艦載機を確実に打ち上げ、その間無防備にならない事のほうが重要だ。 だから玩具のような軽い弓を使って射形はともかく早く引くことを重視するそうだ。目標を直接撃つのは艦載機の役目だからな」 これは提督にも意外だった。 長門は戦艦で、航空機など扱えない筈だ。 「何でそんな事を知っている」 「連合艦隊旗艦たるもの、他の艦種についても知っておく必要があるからな」 長門は勉強家だ。 秘書としての業務をこなす傍らで、この様な知識を吸収することにも余念がない。 艦娘としては模範的と言えるだろう。艦娘としては―。 執務室に戻ってから少しして、長門がパニック気味に言う。 「あれ?あれ?提督、何もしてないのに壊れた」 「プラグさしてないのに動くか。何もしてなければ壊れねえよ」 艦娘として以外は壊滅的である。 ともあれ執務を再開したわけだが、どうも長門がもぞもぞと落ち着かない。 座っている椅子に尻をこすりつけるような動作を繰り返している。 「……何をしている?」 「この前尻に書いたと言ったろう?あの後かぶれてしまって…」 思わずため息の出る提督。 本当に艦娘として以外は壊滅的である。 「何で書いたらそうなるんだ…というかもぞもぞするな落ち着かない」 「尻に手を突っ込んでかくのは何か恥ずかしいじゃないか」 「尻に字を書く方が恥ずかしいわ!……ちょっとトイレ行ってくる」 突っ込みを入れながら席を外した提督。 一人になった長門の目に箪笥の一番上が映る。 (そうだ、あそこに薬箱が入っていたな。かゆみ止めとかないかな) 果たして思った通り、薬箱から軟膏を手に入れた長門。 提督が戻ってくる前に終わらせようと、下着を脱ぐと軟膏をつけた指先を尻に持っていく。 指先で患部を探り、軟膏を塗ろうとするがなかなか上手くいかない。 (どうやって書いたのだったか…) 我ながら妙な所で器用だと思いながら、かゆみのある部分に軟膏を塗っていく。 778 :名無しの紳士提督:2015/01/19(月) 00 19 47 ID SX4JdFMc そのとき不意に、指先が割れ目をこすった。 「ひゃん!!」 走る衝撃に思わず声を上げる。 (なっ、何だ今の!?) 自分でも初めての感覚に戸惑いながら、今度は何もつけていない指をおそるおそる近づける。 (薬がしみただけだ。そうに決まってる) その自分へのごまかしを自分の指が打ち砕く。 「ふひゃあ!」 乾いた指先が、先程と同様の衝撃を生む。 自分自身の肉体が、自分の思っている以上の変態的なものであったことを、この時長門は知ってしまった。 (駄目だ、ここで辞めなきゃ……。薬を塗って、それで終わりに…) 頭ではそう思っているが、それとは別の部分でそれと相反する思いが大きくなっている。 そしてその思いは、長門の理性を軽々と打ち破る。 「ふああっ!ふひん!くあっ!!」 指が動き、それに合わせて嬌声が上がる。 (駄目だ。何をやっているんだ私は!?早くやめないと提督が―) 何度もやめようとするが、快楽に支配された体は全くいう事を聞かない。 既に、前の方がジワリと温かくなり始めている。 「ひうっ!ふぁああ!」 (止めなきゃ駄目なのに……。駄目なのに……気持ちいい) 何度も敗れた彼女の理性は、既に抵抗を諦めていた。 「あひっ、あひいっ!!ううぅ、くあああっ」 ただ本能の赴くままに指を動かし、その動きに合わせて身をよじらせ声を上げる。 頬を紅潮させ、口からは涎を垂らすその姿は、毅然とした艦娘の長門ではなく、一匹の雌。 「うふぁ!ひっ、ひゃん!!ああっ、んああっー!!」 がくがくと膝が笑い、床にぺたりと座り込む長門。 絶頂を感じた体が徐々に鎮まっていく。 「早く、早くしまわないと……。提督が戻って…」 気怠い体に鞭打って片付け始める長門。 扉の向こうで提督が足音を殺して今しがた用を足したトイレに戻っていくことに、長門は気付かなかった。 終 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/687.html
466 :名無しの紳士提督:2015/07/26(日) 00 33 13 ID oGJD3bxw 空母おばs…お姉さんが美人だったけど書いてみたらその前身の方だった。な…、何を言っているのか(ry なので投下します。 ※一部独自設定 ※ヲ級の上の人=ヲッさんという電波 「今日ハ下ノ奴ハ一緒ジャナイノカ?」 「あいつはあれで恋多き年頃ってやつでして、今頃はしっぽりやってるんじゃないですかね」 「フウン。ソレデ一人酒カ」 「まっ、あっしは野暮な真似する趣味もないんでさ。それにこっちはうまい肴がたくさんある。 こいつを詰め込んで冷てえのをキュッとやりゃあ、あっしにゃいう事はありませんぜ」 ヲ級の上の人が独立して動くところが見れるなど、恐らくこの街ぐらいだろう。 ましてや触手を器用に使ってカウンター席によじ登り、これまた器用に酒盛りとなれば、知らぬ者にとっては全く予想だにしない現象に違いない。 「姐さんの下の人は……こいつは野暮でしたかね。すいやせん」 「イヤ、構ワナイサ。アイツモ私モプライベートハ別ケル主義デナ」 カウンターの隣に座っていた女は、そう言うとグラスを磨いているマスターを呼んだ。 「マスター、彼ノコレヲ私ニ払ワセテクレ」 「えっ、いやいや。悪いですよそれは」 隣で聞いていた上の人は驚いて断るが、女は気にする風もなく席を立ち、自分の会計+もう一杯分の代金を支払った。 「気ニシナイデクレ。口止メ料ダ。ソレジャ楽シイ夜ヲ」 「すいやせんねぇ……。それじゃご馳走様です。楽しい夜を」 女が店を出る。「ありがとうございました」というマスターの声と、うねうねと器用に触手を振る上の人に送られて。 「済まない。待たせたな」 「イヤ、構ワナイサ。ソレヨリ本当ニイイノカ?」 少しして店の入り口の前で待っていた女に店内から彼女を追う様に出てきた男が声を掛ける。 「構わんさ。本当にまずい奴なら今ここには居ない。おそらくは本国で会議中だろうさ」 「マア、ソウダロウガ……」 ここは男の国ではない。かといって女の国でもない。両者の間に設けられたDMZ(非武装地帯)。 何度目かの期限付き休戦により、二人は初めて戦場以外で出会った。 先に誘ったのは女の方だった。 先程の店でたまたま隣に座った男に声を掛け、取り留めのない会話の後、お互いの立場を分かった上でその体をねだってみた。 「折角ダカラコッチノ男ノ体トイウモノヲ味ワッテミタイ」と。 何が何でも彼が良かった訳ではない。 からかい半分でそう尋ね、もし断られたら街に出て安い男娼でも買おうかと考えていた。 だが男が「物好きな奴だ」と首を縦に振った所で話は変わった。 結果、提督と空母棲鬼という奇妙な二人組が夜の街を歩く。 もっとも、表だってそれを奇異なものとする者は誰もいない。 明日の朝、休戦期間の終結までの間は、それがいかに奇異に映ろうとふたりともごく普通の男女である。 平和というものはこういう事なのかもしれない。そしてそれが異質であるという事が、彼らの関係性を物語っている。 「それに、誘ってきたのはお前さんだ。酔狂と言うかなんと言うか」 「ソンナニオカシナ事カ?折角男ニ抱カレルノダ。見ズ知ラズノ他人ヨリオ互イ知ッタ仲ノ方ガ良イト思ッタンダガナ」 お互い知った仲とはいうが、敵同士ではないか。そう言いかけて提督はやめた。 明日の朝までは敵ではないし、以前からDMZに設定されているこの街では、先程のバーのマスターや行きかう人々も深海棲艦を敵と認識していない。 そして何より、彼女の誘いに乗った時点で提督自身そこまで意識してはいないという証明になっている。 結局、それぞれの所属する組織が敵対しているからお互い知りあって戦っているのであって、それが無ければただの男と女。 見ず知らずの誰かに対し憎しみを持ち続けられる者はなかなかいない。 勿論家族や友人やその他大事な者を殺されれば、または何かを奪われれば違うのだろうが。 「まあ、俺も人の事は言えんな……。悪いがコンビニに寄っていいか」 「アア。ソレナラ私モ行ク」 大通り沿いにあるコンビニにも人間と深海棲艦が両方屯していた。 「しゃーせー」 店員も慣れたもので、相手が本来は敵の筈でもいつも通りの接客態度だ。土地柄というものか。 ATMに向かった提督と別れ、空母棲鬼は籠を持ってお菓子売り場に向かう。 提督には心なしかその目が輝いているように見えた。 提督がおろした万札を崩すためにいくつかレジを通していると、もう片方のレジに店員が入り、並んだ客を処理し始める。 これによって二人はほぼ同時に店を出たが、空母棲鬼の手には大きなビニール袋が提げられていて、中にはチョコレート菓子が大量に詰められていた。 「チョコレート好きなのか」 「ト言ウカ、コッチノ菓子ハ大体好キダ。ソレニチョコレートハ土産ニ買ッテイクト皆喜ブカラナ」 「コンビニのチョコが土産ねぇ…、そっちには無いのか?」 「アル事ハアルガ、コッチノヲ食ベテシマウト食ベルタイルニシカ思エナクテナ」 提督はこの街で深海棲艦達を見てきて一つ彼女らについて発見した特徴があった。 陸での彼女らは皆妙に気前がよい。 疑り深い者であれば地上での買収工作であると考えるかもしれないが、そんな抜け目のなさを感じさせない。 どちらかと言えば、観光に来たお上りさん然とした姿と言ったほうがよいかもしれない。 そしてどうしてかは分からないが、彼女達からどこか子供のような印象を受けるのだ。 それは隣を歩いている大人じみた深海棲艦も例外ではなかった。 「さて、時間もあまりないな」 数分後、連れ込み宿と呼んだ方が相応しいような、古いラブホテルの一室に二人はいた。 時間が来れば二人とも元の場所に戻らなければならず、今夜のうちに済ませてしまう必要がある。 提督は空母棲鬼に先にシャワーを浴びさせ、ふと今日までの事を振り返る。 確かに深海棲艦によって海の安全は脅かされるようになっているのかもしれない。しかし、かと言って即干上がる訳ではない。 いくら深海棲艦といえど量・質ともに世界各国を同時に敵に回し、それら全てに優勢であることなど到底できない。 となれば、ヒト・モノ・カネの流通がかつてないほど盛んな現代において、それらを武力だけで完全に途絶えさせるという事は事実上不可能なのだ。 今日のバーやコンビニに多少値上がりしたとは言えちゃんと商品があったのが何よりの証拠だ。 つまり、深海棲艦が多少暴れたところでこの世はそう簡単には動かないのだ。 勿論、敵である以上憎んではいるし、連中を撃つことに何の違和感もない。だが、命令が無ければそれを進んでしたいとも思わない。 極端な話、任務以外で敵軍の軍人を、つまりほぼ面識のない赤の他人を殺したいかと問われれば必ずしもそうではない。 軍人としてのスイッチが入っていれば、任務として、例えば丸腰の深海棲艦達を虐殺しろと言われても恐らく平然と実行するだろうが、 そこに何ら個人的感情は存在しない。 多少は同情もするかもしれないが、相手が同じことをする可能性がある以上そんな一時の感情で任務に異を唱える気はない。 勿論憎悪に突き動かされる提督も少なくは無いし、その気持ちは彼も分からないではない。 自分だって大事な人や物を奪われれば同じ考えを持つかもしれないし、徹底的にプロパガンダを刷り込まれればまた違っていただろう。 結局、そこの差かもしれなかった。だから今こうして連れ込み宿の一室で乳繰り合おうとしているのだ。 一応弁解すれば、彼は自分の艦娘が嫌いなわけではないし、寝返るつもりもない。 だが、それとこれとはまた別だ。今現在敵でも味方でもない女を抱くことに特に問題は無い筈だ。 「待タセタナ」 空母棲鬼がシャワーを終えて現れた。 バスローブ一枚の彼女は白い肌から湯気が立ち上り、 シャワーを浴びるにあたり降ろされたサイドテールは、大部分のその他の髪と同様腰のあたりまで伸びている。 入れ替わりで提督もシャワーに向かった。バスローブ一枚=その下は裸の空母棲鬼は果たして空母棲鬼なのか、 それとも空母棲姫なのかなどと考えながら。 それから更に数分後、二人は大きなベッドの上に転がっていた。 提督の股間には、先程コンビニで買ったゴムが取り付けられている。 「大丈夫ダゾ。私ピル飲ンデルカラ」 「一応念のためだ。何かあったらお互い困るだろう」 言いながら仰向けの空母棲鬼の上に覆いかぶさる。父親のいない子供を産ませるつもりはない。 二人の唇が触れ、提督の舌が滑り込む。 「ンッ…、ン……ッ」 空母棲鬼の細い指が提督の背中に回り、口から洩れる音に合わせて彼を抱きしめていく。 「ンッ…、ハァ……」 くちゅと音を立て提督の舌が引き抜かれると、細い一条の唾液が薄暗い照明の中でも見えた。 空母棲鬼は白い頬を染め、潤んだ瞳で提督を見上げている。恍惚とも期待とも取れる顔。 その顔の下に提督が消える。 「ヒャン!!」 空母棲鬼の体に電流が走った。 提督の舌が、彼女の豊満な乳房を愛撫している。 舌はその斜面を駆けあがり、頂上に達するとそれを舐めとり、また同じように斜面を駆けあがる。 「ヒャ…ッ!ア……ッ!アンッ!!」 登頂の度に上がる嬌声をBGMに提督の舌はその活動範囲を広げていく。 「ヒアアアッ…、アヒ……ッ!」 上気した白い肌はむせ返るほどの色香を振りまき、雌の臭いがベッドの上に充満する。 不意に提督の指が空母棲鬼の膣に触れる。 温く湿ったそこの感触を確かめると、指を更に奥へと進ませる。 「ア…ッ、アア……ッ」 指先に纏わりつく粘液を見て頃合いを悟った提督。 空母棲鬼の両足を抱えると、そのまま股を広げてぱっくりと開いた膣を目視する。 「直上より急降下……っと」 隆起した一物が突き下ろされる。 「ンアッ!!アッ、アアアッ!!」 侵入してくるそれを包み込みながら一際大きく喘ぐ。 提督の背中に廻していた手は、彼の掌と大きさを比べるように握られていて、侵入に際してぎゅっと強く力が籠る。 「んっ、くっ、……動くぞ」 「アッ、……イイゾ。ヤッテク―ヒャア!」 提督の腰が動き、それに合わせて一物も動き、その度に全身に電気ショックの様な快楽が走り抜ける。 「アハッ、イイッ、イイゾ!」 空母棲鬼はおそらく生涯で一番興奮していたといっていい。 目の前の男は、敵であることが悔やまれるほど体の相性がいいのだ。彼女の体が知っている何人かの男など比べるべくもない。 腰が浮かび、また沈む。その動作だけを何度でも、腰がいかれるまで続けたいと思う程だ。 「うっ……、くっ…、行くぞ」 「アアッ、アッ、アアアーッ!!」 一際大きい嬌声が上がり、ぐったりと動かなくなる空母棲鬼と一物を引き抜き、彼女を抱きしめるように寝そべる提督。 暗い部屋に二人の荒い吐息だけが響く。 「ハァ……、ハァ……、羨マシイナ……。アナタノ、艦娘ガ……」 靄のかかったような頭で天井を眺めながら隣の男にそう囁く。 「……誤解するな。あいつらとは清い関係さ」 位置の関係上、耳元で囁かれているようで首筋にくすぐったさを感じる。 「で、どうだ?こっちの男の味は」 「……スルンジャナカッタ」 「ほう?不満だったか?」 「帰ッタラ、コレモ満足ガイカナクナル」 そう言ってうっとり笑う空母棲鬼。 提督はわずかに口元を歪ませる。こんな事でも、いや、こんな事こそ、美女から評価をされれば男というのは喜ぶものだ。 「マァ、祭リノ締メニハ良カッタ。アリガトウ」 そう言われて、提督は彼女達がどこか子供っぽく見える理由がなんとなく分かった気がした。 彼女達にとって休戦期間の上陸とは、一種の祭り、非日常の楽しみなのだ。 いつその命が終わるかもしれない以上、この祭りはこの世の楽しみ納めかもしれない。 となれば、悔いを残さず楽しみ尽くしたいと考えることは何もおかしくない。 そして人というものは大抵の場合、楽しむときに楽しみ尽くすための行動は刹那的に、そして気前よくなる。 或いはうまい肴と美酒に舌鼓を打てればそれでいいというヲ級の上の人のように。 或いはただ興味本位で本来なら敵である男に抱かれてみたいというこの空母棲鬼のように。 そして或いは、本来は敵である行きずりの女の相手をしている提督のように。 (おれもこいつらも同じ……か) 怪物と戦う時は自らが怪物にならないよう心せよ。ニーチェのこの言葉に提督は言いたかった「そりゃ無理だ」と。 「サテ、ソロソロ帰ラナイトナ」 祭りの終わりがそうであるように、彼女もまた一抹の寂しさを感じていたのだろうか。 自分に言い聞かせるように呟いて体を起こす。 明日の朝は敵同士。死ぬかもしれないし、殺すかもしれない。 「一人で帰れるか?」 「大丈夫。子供ジャナインダ」 ホテルの前で二人は別れることにした。 深海棲艦と人間、それぞれの帰路が定められており、時間までに決められた場所で拾われなければ帰れない。 「門限付きとは、まるで箱入り娘だな」 「フフフ。マアオ互イ様ダロウ?」 言われて提督も苦笑する。 彼とて門限に間に合わなければ、出迎えてくれるのは艦娘ではなく憲兵となる。無論その後は訳を聞かれ、軍法会議に着任だ。 大通りには既に両者の行列が反対の向きに出来始めていた。 「では」 「ウン」 二人は踵を合わせ、互いに敬礼する。 「「貴官ノ健闘を祈ル」」 そのまま両者同時に踵を返すと、それぞれの行列に加わる。 一度も振り返らずに進む。これでお互いただの軍人だ。 (今から帰れば一眠りできるな) 酒と煙草の臭いのする行列の中、提督はそんな事を考えていた。 全サーバ群メンテナンス&アップデート、稼働全サーバ群ともに【作業完了】致しました! 終 +後書き 472 :名無しの紳士提督:2015/07/26(日) 01 00 39 ID oGJD3bxw 以上スレ汚し失礼しました。 深海組鹵獲とかで使えるようになったら空母お姉さんは相当人気出ると思う 美人だし強いし美人だsあああああああキラ付けした奴から大破させんじゃねえクソヴァヴァアアアアアア 深海語は漢字使わないと読みづらいのが弱点か これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/597.html
「自分には関係のないことだと思っていました。この気持ちが強さに繋がるとは……。 さすが提督殿、恐れ入りました……ますますあなたのことを知りたくなったであります」 白手袋を外して曝け出したあきつ丸の白い指で、指輪は銀色を主張させている。 黒の装甲に身を包むあきつ丸自身の生身の色もそうだが、光を反射するそれは一際目立っていた。 自分があきつ丸に贈ったそれが、関係ないと言うあきつ丸の答弁を完全に否定してくれる。 今やあきつ丸はここにすっかり慣れたものだが、 一方の自分は全く別世界の陸軍で作られたあきつ丸について、知り尽くしたとはまだまだ言い難い。 自分も益々あきつ丸の事が知りたい。 あきつ丸と紡ぐこれからの日々がどのような走馬灯になるのか、とても知りたい。 自分はそう思っている。 「提督殿も、でありますか」 奇遇な事にな。 するとあきつ丸は白手袋を装備している右手で軍帽のつばを引っ張り、気恥ずかしそうに目元を隠そうとする。 それでも、ふちから左目が此方を覗き込んでいた。 「それなら、自分にいい案があります」 白い左手で右手を掴まれる。 指輪の硬い確かな感触を味わう間もなく、自分は奥の私室に連れ込まれた。 あきつ丸は、施錠した扉に私の体を押し付ける。 木の扉に装飾として施された凹凸の感触が背を刺すが、 一方目の前では、元々の肌に添える程度の白粉を纏った顔が迫っていたのでそれどころではなかった。 「ん……」 唇が柔らかい感触を受け震える。 此奴は昔からずけずけと物を言う奴だったが、口を塞ぐ時までその性格は変わらないようだ。 それでも流石に経験まではそれに伴わなかったようで、 口を他人の同じ物に重ねるだけの行為が初めてである事を教えてくれる。 口でなく別のモノに押し付ける行為はこなしてきたと言うのに、皮肉な物だ。 「っは……。ふふ、提督殿も、こういったことは知らないようでありますね?」 悪かったな。 だが経験がないのはおあいこだ。お前がそうやって私を笑う権利はない。 「別に馬鹿にしているのではない。 提督殿も、こういったことをこのあきつ丸で知ってもらえることを嬉しく思うだけであります」 あきつ丸はこう補足するが、 自分はやはり遠回しに馬鹿にされているような、見縊られているような気がしてならなかった。 だから、可愛いものでも見るような目で私を見詰めるあきつ丸の柔らかい笑みを崩したくなるのは、 当然の道理と言えよう。 その道理に則り、自分はあきつ丸の唇を奪いに行く。 「っ!」 が、頭の軍帽が邪魔をした事でそれは阻まれた。 当たり前だ。 自分もあきつ丸も、軍帽を被っている。 小細工無しで突っ込めばそうなる事は明白だったのに。 顔の角度を傾けて私に挑んできたあきつ丸を見習え。 「っふふ……、落ち着いて。自分は逃げないのであります」 ほら、また笑っている。 もう黒歴史確定だ。今のはノーカンだ。 あきつ丸。やり直させろ。 「お断りであります……。んむ……」 あきつ丸は私の失態を無かった事にはしてくれず、口を啄ばみに来る。 作戦を考えていなかった私と違い、あきつ丸はやはりしっかりと角度を考えて軍帽同士の衝突を避けている。 あきつ丸の作戦に完全に呑まれているようだ。 「ん……、ん……」 とは言っても、幾ら練度を上げようともあきつ丸は戦闘に向いている船ではなかった。 それ故あきつ丸が単独で遂行する作戦はとても慎重だ。 分からないままに求めようとするあきつ丸の接吻には、それがひしひしと表れている。 「ぁ……! はふ、ちゅる、提督、殿っ、んむ、んぁぁ……」 だから、あきつ丸の作戦と言えど、私も参加して先導しないと先へ進めない。 あきつ丸の口をこじ開け、舌を捕まえた。 それを弄ぶと、あきつ丸は驚きながらも拒まない。 あきつ丸の邪魔な軍帽を取る。 陸軍所属のあきつ丸は、今ばかりは本当に私だけのものだ。 あきつ丸の体を反る程に抱き寄せる。 「んっ、ぱ、んむ、ちゅく、ぅぅ、ん……、はー……。っふふ」 どうした。 面白いものを見るような目で。 「自分の熱も提督殿に感化させることができたようだ、と思いまして。 提督殿の激しい一面を知ったのであります」 珍しい事にな。 只、彼方にとってはこんな事は何の価値もない情報だろうよ。 「からかわないでほしい。情報目的などではなく、純粋な気持ちで自分だけが知っていきたいのであります」 分かっている。 自分もそうだ。 だからこそ、抱き寄せたあきつ丸の身体を素直に魅力的だと思う。 堅苦しい言動とは逆にこのふくよかな身を感じたくて、寝具へ導いた。 自分のとあきつ丸の軍帽を脇へ放る。 寝かせたあきつ丸の、自分の軍服と同じような作りの装甲をゆっくりと確実に解いてゆく。 内側の白シャツも完全に開くと、【以下は陸軍により検閲】 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/